生後2ヶ月になったら、すぐにワクチン接種を始めましょう。
初めての予防接種は、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルス(任意)です。
【ヒブ】
ヒブは細菌性髄膜炎の原因となる細菌です。
細菌性髄膜炎とは、細菌が脳や髄膜に感染する感染症で、年間約1000人の子どもが罹っていると推測され、そのうち、約5%が亡くなり、約25%に重い後遺症を引き起こすといわれています。 その原因菌の約60%であるインフルエンザb型(ヒブ)ワクチンを接種することで、高い予防効果が認められています。

【肺炎球菌】
小児用肺炎球菌もヒブ同様細菌性髄膜炎の原因となる細菌です。
その原因菌の約30%である肺炎球菌ワクチンを接種することで、高い予防効果が認められています。

【B型肝炎】
B型肝炎ウイルスは、体に入ると肝炎をおこし、長く肝臓にすみついて(慢性化・キャリア化)、肝硬変や肝臓がんをおこします。非常に感染力が強いウイルスで、感染経路はB型肝炎を持った母親からの分娩の時に子どもにうつったり(母子感染)、父親や家族や友人、ウイルスに汚染された血液の輸血や性行為などでの感染(水平感染)が知られています。ワクチンによって予防できます。

【ロタ】
ロタウイルスによって子どもの下痢やそれに伴う嘔吐がおこり、ウイルス性胃腸炎と呼ばれます。感染力が強く、保育所などでもあっという間に流行するためワクチンによる予防が重要です。

ファミリアメディカル神戸クリニックでは各種ワクチンの接種が可能です。
完全予約制で、子ども部屋のような、ゆったりとした診察室でリラックスして接種を受けることができます。
来院時は受付後すぐに診察室でお待ちいただくため、他のお子様からの感染の心配もありません。
また、お子様の接種時の痛みを軽減するために通常使用するよりもとても細い注射針を使用しています。
ワクチンスケジュールの管理や、気になることも気軽にご相談ください。

※一般的な接種スケジュールでご案内しております。お子さんの接種状況によりスケジュールが変わることもありますので、ご確認ください。
※当院で公費接種可能な方は神戸市在住の方です。市外にお住いの方は各自治体でご確認いただき、各自治体の制度に従ってください。(前もって届け出ることで当院で接種可能な場合もあります。任意接種ワクチンは居住地に関係なく接種可能です。)
※予防接種の際は母子手帳と接種券(公費予防接種分)を必ずご持参ください。